みなさんは
分離不安という言葉を知っていますでしょうか。

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お留守番が苦手で、お留守番をさせると
暴れたり、物を破壊したり、
吠え続けたり、自傷行為など、
その子によって違いますが
飼い主さんにとっては困った問題行為を
引き起こしてしまう行為の総称です。


原因は様々あり、
犬の心理にあまり詳しくない獣医さんなどは
「躾の問題」で片付けようとする
方もいらっしゃいますが、
そんな簡単なことではなく奥が深いんですよ。


躾とは違う心のトラウマからなる
ケースや、あまりにも早い月齢で親元から
離された為になるケースなど、
個々によっての違うけど
治すというとまるで病気のように
誤解されそうなので
敢えて「克服」という言葉を使いますね。


普通にお留守番ができるようになる
までの道のりはかなり大変なものがあります。
自営業や家族の誰かが必ず在宅してる
環境なら問題はないでしょうが、
犬にお留守番をしてもらうより他ない
環境では現実問題として
かなり厳しい場合もあると思われます。

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うちのミトンは既にご存知の方もいらっしゃいますが、
ペットショップで売れ残り
そこで受けた数々の虐待で
心が深く傷つき人間不信に陥り
分離不安になりました。

最初は分離不安に気付かず仕事に行っていたので
隣の家からの苦情で初めて知ることになりました。
一般的に言われてる対策はしたものの
二度目の苦情を受けた時は
声帯手術をしたらどうかとまで言われてしまい、
ビデオカメラを回して様子を見たんです。
どれほどなのかと・・・
正直ものすごく悩みました。
動物の心理に詳しい獣医さんの元に通ったり
できるかぎりの策はとりましたが
まるでダメ・・・
声帯を切るなんてことはできませんから
家族で話し合い
最終的には仕事を辞めて
ミトンの心と向き合うことに専念してきました。


あの頃は先の見えない長いトンネルの中に
いるかのような日々で、
お留守番が普通にできる犬の飼い主さんには
分からないだろう辛さがあったんです。


ミトンはペットショップで店頭に並んだ頃から、
たくさんの身勝手な人間たちを見てきたんです。
一番最初の飼い主は子供のいない若い夫婦。
でも犬は子供にはなれませんし
可愛いだけのぬいぐるみでもない。
ご飯も食べればウンチもします。
こんなはずじゃなかったと
一度目のリバースをされました。


( shopに来た頃のミトン 生後1か月 )
イメージ 1

二回目の飼い主は
目の見えない老犬の遊び相手に買っていきました。
老犬にまだパピーの子は遊び相手は無理です。
ましてや目が不自由な子には負担が大きすぎたのでしょう。
二度目のリバースでした。
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その後月齢が上がるたびに
セール品のレッテルを何度も貼られ
そのうち誰からも見向きもされなくなったのか
店の奥へ追いやられ、
もう売れないと見切られたのか
処分に出す他の犬たちと同じゲージに
押し込まれていました。

売り物にならないからと餌も満足にもらえず
不用品だからと虐待を受け続け、
初めて抱っこした時は
信じられないくらいに痩せていて
小さな身体は不安と恐怖で
震えていたんです。
それがミトンでした。


分離不安を克服する為には
愛情と信頼関係
そして何よりミトンの強くなろうと思う心が
必要だとアニマルコミュニケーターから
教えてもらったりもしたんです。


精神安定剤の薬や
分離不安に効くサプリ
ドッグトレーナー
躾のマニュアル本・・・etc
世の中には様々ありますが
どれもミトンには正解じゃないものばかり。


本当のところミトンはどう思ってるのか
私はミトンの心の声が聴きたくて
アニマルコミュニケーションは3回受けました。


ミトンはお留守番をすると
どうしょうもない不安で心がいっぱいになり
また捨てられる!!
そう思ってしまうんだと
打ち明けてくれました。
ママを困らせてることは分かってる。
ごめんなさい。
でもどうすることもできないの。
ミトンがんばるから、捨てないで。


2度もリバースされたことが辛かったんだね。
でももう大丈夫、家族だから捨てたりしないよ
これが初めて交わしたミトンとの会話でした。
愛してるから安心していいんだよ
そう告げると
信じていいの? って・・・


ここからはミトンと信頼関係を築く他ありません。
といっても特別なことではなく
いつもミトンといて
一緒に苦楽を共にして家族になる
ってことだけです。
いつも変わらぬ愛情を
毎日注いであげるだけ
ミトンに必要なのは変わらない愛情なんです。
 
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あれから5年経ち
くぅも新たに加わって
ミトンの心もずいぶん変わったよね。
がんばって進歩したんだよね。


ブログには書きませんでしたが
先月からここ1か月
ミトンは毎日お留守番練習してるんですよ。
たまに私の落ち度もあって
イタズラしちゃうこともあるけれど、
お留守番10分で何時間も吠え続けた子が
嘘のようにいい子で
お留守番できるようになってきてます。

でも毎日3時間も4時間も
用もないのにフラフラ出歩くわけには
いかないので、
犬は二階のリビングにいますから
私は一階の部屋にこもって居留守のふりを
して吠えるか否かの確認をしてるの。


もうね、居留守の達人になりましたよ(笑)
とはいえ、物音立てずにずーーっと
居留守続けるのもかなりしんどいんですが
これも日々努力です。


飼い主と犬の双方の努力がないと
克服するのは難しいものがありますからね。


目指すは4時間くらいは普通に
お留守番できるようになってほしい。
病院を朝から受診しても混んでたら昼まで
かかることもありますからね。


というのも、先日受けたがん検診で
十二指腸潰瘍が見つかった上、
寛解したはずの関節リウマチの痛みが
少し出てきはじめて痛むし・・・
コレはストレスが原因だな・・・

あ、でも犬に対してのストレスじゃありませんよ。
お間違いなく・・・(^^♪

 
リウマチに関しては嫌な予感しかしないけど。
ストレスって怖いよね、色んな病気のきっかけに
なるから溜めない方がいいですよ~
限界超えると病気につながりますから~
ちょっと様子見です。

と、それはさておき、
通院ってなってもいいように
お留守番できるようになってほしくてね。
それで平日だけ練習してるんですよ。
今のところ3、4時間できていて
このまま順調にいってほしいところです。


「ただいま~」って帰宅したふりしてリビングに行くと
「会いたかったよ~♪」って
全身を使って腰クネクネで
嬉ションしながら喜んでくれるミトンです。
で、褒めてご褒美にフードを2粒ほど
あげておしまい。
出て行く時はちゃんと目を見て
お話してから出かけます。
コレ、大事なんですよ。


躾本ではいけない事になってますけどね。
でも子育てもマニュアル通りになんて
いかないのが普通ですからね~

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お留守番練習がんばってる
ミトンのお話しでした (^^♪